1993-06-08 第126回国会 参議院 予算委員会 第20号
その結果、一部の地域におきましてそのようなことがあったという事実が判明いたしましたので、まず政党の事務所の警備でございますとかあるいはVIPの警護というものについては、これは問題であるということを何回かにわたりましてUNTAC側に申し入れをいたしました。
その結果、一部の地域におきましてそのようなことがあったという事実が判明いたしましたので、まず政党の事務所の警備でございますとかあるいはVIPの警護というものについては、これは問題であるということを何回かにわたりましてUNTAC側に申し入れをいたしました。
UNTAC側はそれを非常に真剣に受けとめてくれたわけでございますが、しかし、ああした事態の中で移動することが非常に危険であることもあるのだというようなことを指摘をされましたこと、それからさらに、あの時点つまり投票をもう間近に控えたあの時点での移動ということについて十分そういうわけにいかないこともあるというやりとりがあって、私どももそのやりとりに従ったわけでございまして、こちらの言うとおりにならないではないかという
ただ、具体的な業務に当たりましてこれまで現地の警察官がたまたまいなかったというようなこともございましたので、この点につきましてはいろいろな機会にUNTAC側にそのようなことがないようにと、我が国の法律の規定につきましても再三説明をいたしまして理解を求めたところでございます。
しかしながら、時として我が国の文民警察要員の本来業務から見て疑問のある例も見られましたので、我が国の方から再三UNTACにも申し入れをいたしましたところ、UNTAC側から、今おっしゃいましたような政党事務所の警備、要人の警護というのは、そもそも現地の警察にその責任があって、UNTACはこれを監督指導するものであるという旨の発言がございました。
特に危険度の高い地域に配置されておりますのは文民警察官でございますが、そこで、これまで特に文民警察官を中心に今後の撤収計画についてUNTAC側と話をしてまいりまして、この仕事の量それから治安状況等を勘案して、我が国としてはできるだけ早く少なくとも危険地帯からより安全なところに移してもらいたい、さらには帰国をさせてもらうということを希望として申し上げてきた次第でございます。
いずれにいたしましても、御提言の点は非常に重要な点だと思いますので、今後ともUNTAC側ともいろいろ情報交換、意見交換をしていきたいと存じております。
私ども政府としては、停戦の合意が崩れているという考えはとっておりませんけれども、ただ安全の問題につきましては、あの地域が問題の地域になってきたということでUNTAC側ともいろいろ協議をしまして、できれば配置転換をしてほしいという話をしておったわけでございますが、残念ながらそうなる以前にあのような事件が起きてしまったわけでございます。
日本の文民警察だけが非常にまさっている、その日本の文民警察に対するUNTAC側の期待というのが非常に強いというように我々は聞いておるわけであります。しかも、なぜあの北部の方のアンビルあたりに日本の文民警察が配置をされたのかということでございますが、これは私どもにも責任があると思うのでございますが、国会でいろいろと安全の問題で議論をいたしました。
そこで、派遣されておる自衛隊の施設大隊ですが、こういう国連、UNTAC側の指示に従ってごうをつくっていますね。これは反撃するための、反撃できるような射撃ごうをつくれ、つくるようにと書いてある。そういうのが一般紙の写真にも出ていますね。中国の工兵隊はこうやっている、日本の自衛隊はこうしている、武器を持っているという状態が出ております。
また、こういった文民警察の最終的な引き揚げかどうかということは日本側にそういった決断ができることになっているわけですから、ぜひとも強くUNTAC側にもこれは申し入れをして、できるだけ早い帰国を実現をしていただきたい、そのようにお願いをしたいと思っております。
まず、先ほど御指摘の第一点、すなわち再配置の問題でございますが、この点につきましては、特に北西部の比較的危険度の高い地域がございますが、その一つ一つにつきまして、私どもが得ている情報をもとに、率直にUNTAC側に意見を申し上げたわけでございますので、非常に危険が高いあるいは生活条件が厳しいというところで、文民警察の本来の業務ができないような状況になれば、そこはひとつ再配置を考えていただきたいということを
これに対しましてUNTAC側から、直接にはルースさんでございますが、政党事務所あるいはVIPのエスコートといったものは、これはむしろその直接の責任は現地の警察にあるのだ、UNTACはこれを指導、監督するものだというふうに考えているという御発言がございました。
それで、柳井事務局長による協議におきましては、選挙を控えましての安全対策の強化につきましてUNTAC側からの説明があるとともに、また、懸案でありました山崎隊長の各地の巡回が具体化される等々の成果が見られておりまして、UNTACにおきましても、非常に真剣に安全の問題を取り上げつつあるということを前回に続きまして御報告をいたしておきたいと思います。
しかしながら、時としてUNTAC側から、我が国の文民警察の本来業務から見て疑問のある指図等を行っている例も見られますので、本年四月にも今川大使から明石代表に対して申し入れを行ったところであり、また現在も再度の申し入れをしようとしているところでございます。
UNTAC側は申し入れの中にある文民警察官のプノンペンへの一時的移動さえ拒否し、国連の指揮に従うよう求めました。我が党の主張どおりではないですか。危ないと判断したからこそ政府は申し入れを行った、しかも自治大臣が現地に行って申し入れを行った、それでもUNTACはこれを拒否した、これが事実であります。これでは国民に約束したことと違うではありませんか。
五月十二日の午前、関係本部員会合を開き、帰国した村田大臣よりこれらの経過の報告を受け、その後国際平和協力業務安全対策本部の第二回目の会合を開き、一つ、現在の配置が危険と考えられる地域については、関係国とも協議しつつUNTAC側と早急に話し合う、二つ、山崎隊長を中心に早急に地域の巡回を実施することを指示する、三つ、手薄となっているUNTACの輸送手段を支援するための我が国としての措置を早急に検討することを
その状況について具体的に申し上げますれば、これはUNTAC側の資料に基づいておるわけでございますが、武装解除の対象になりました兵力、合計二十万三千八百二十一名でございますが、そのうち武装解除されました兵員は五万五千百十一名、武装解除の割合は約二七%でございました。
五月十二日の午前、関係本部員会議を開き、帰国した村田大臣より、これらの経過などの報告を受け、その後、国際平和協力業務安全対策本部の第二回目の会合を開き、一、現在の配置が危険と考えられる地域については、関係国とも協議しつつ、UNTAC側と早急に話し合う、二、山崎隊長を中心に早急に地域の巡回の実施を指示する、三、手薄となっているUNTACの輸送手段を支援するための我が国としての措置を早急に検討することを
昨日、国際平和協力業務安全対策本部の第二回目の会合を開き、一、現在危険とみなされる地域に配置され、任務の遂行が困難となっている地域については、関係国とも協議しつつ、要員の配置先の再検討をUNTAC側と引き続き話し合う、二、山崎隊長を中心に早急に地域に巡回を実施することを指示する、三、要員の安全対策の一環として、UNTACの輸送能力の確保を支援するなどの措置を早急に検討することを確認し、昨日の総理の記者会見
また、村田自治大臣兼国家公安委員長の報告を受け、昨日開催した国際平和協力業務安全対策本部の第二回会合において、危険と考えられる地域への文民警察要員の配置については、関係国とも協議しつつUNTAC側と早急に話し合うこと、我が国文民警察要員をプノンペンに集めて安全対策の会議を開催することについては、選挙プロセスの終盤であることや移動の危険性に関するUNTAC側の示唆を踏まえ、早急に地域の巡回を実施すること
UNTAC側は、日本だけ例外を認めるわけにいかないと言っておりますけれども、今状況を申し上げましたように、業務移動中襲撃のおそれは十分あります。前回もそうです。オランダ海兵隊に守られていたにもかかわらず、ゲリラにもう手もなくしてやられる、そういった状況であります。生命の安全は守られていない状況にあると私は思います。
少し長くなりますが、プノンペンで安全対策の会議を持ちたいという提案に対してこれが拒否されたというふうに少し強く受けとめていらっしゃるようですが、UNTAC側は、今は移動することが危険ですよ、移動することは危険だからそう移動しない方がよくありませんか、こういう意味も一つあったようでございます。
私が申し上げたいことは、いろんなほかの条件があるわけでありますけれども、軍事的に見た条件がUNTAC側の方がすぐれておる、手を出しにくいという状況にあるならば決して相手は手を出すことはない、十分に抑止できる。こう考えるものでありますが、その付近についてどのように御観察になっておりますか、お伺いします。
そうしますと、とにかく戦力レベルにおいてかなり政府軍あるいはUNTAC側が有利である、トータルとしてですね、そういうふうに判断できると思います。もちろん申立てあるはずでありますけれどもね。砲撃するような意図は持ち得ないだろう、こういうことを申し上げておきます。
○政府委員(澁谷治彦君) まず国連との関係につきましては、従来から我が国の国内法上の限界についてはるる説明しておりまして、この点についても説明をいたしましてUNTAC側の理解は得ております。その上での派遣ということでございます。
○政府委員(澁谷治彦君) もちろんこの点につきまして、日本側の選挙要員の安全だけにつきまして申し入れを行うということは難しゅうございますが、選挙要員全般につきまして既に申し入れはしておりますし、今後ともUNTAC側と話し合いをしていく方針でございます。
先般、ポル・ポト派の戦闘部隊がブルガリアの歩兵部隊駐屯地を襲撃しましてブルガリア兵三人が死亡した、これによりましてポル・ポトとの交戦によるUNTAC側の兵士の死者は四人になった、そういうことでございまして私は非常に心配をしている点でもあります。
○政府委員(小西正樹君) 私ども今、先生御指摘のような情報も得ておりますが、最終的な状況についてのUNTAC側の調査結果というものは現時点ではまだ発表されておられないわけでありますして、それを待って判断したというふうに考えております。
そういうことでこれまでの事件を見ましても、UNTAC側は重大器などを携行してない、抵抗するにしても小火器を使ってやっと抵抗しているというような状況でもありますし、我が工兵部隊は道路や橋の補修ということで参加をしているわけでありますから、いち早く状況を判断して避難をする、一時退避をするということは可能であろうと思っております。
そうなると、やはり向こうに派遣された自衛隊、これはこの停戦の合意について、UNTAC側の考え方と、また日本政府の考え方とは異なってくることもあると思うのですけれども、その辺はどのようにお考えですか。
我々が撤収の条件ですよと言っても、UNTAC側は、まあもう少し残ってください、もうちょっとやってくれないとこれはちょっと困るんだ、こういうことも出てきてしまう。そうすると、日本政府としては、いやそうはできません、全部引き揚げます、こういうことはなかなかできなくなってくるんじゃないかということですね。
ただ、その間において、先ほど渡辺外務大臣からも御答弁ございましたように、要員の安全ということはこれはもう一番重要な点でございますから、その点につきましては、もとよりUNTAC側がまずはいろいろ措置をとるべきことではございますけれども、私ども日本側といたしましても最大限の努力をして安全を図っていくということでございます。